世の中には怪しげなものがたくさんあります。占いの世界にも多くあります。
ここでは、四柱推命の本筋から逸脱し、怪しい世界に入り込んでしまっているエセ四柱推命を見抜く目を養っていただくコーナーです。
つまらないものに引っかかって無駄なお金を使わないように気をつけてください。
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視点1 出生時間がわからなくても四柱推命はできます???
視点2 天中殺、あるいは空亡は重要です???
視点3 四柱推命の外、風水も占星術も姓名判断も何でもできます???
視点4 四柱推命は統計をもとにしている???
視点5 天徳貴人、天乙貴人、あるいは咸池、駅馬、月徳合等々は四柱推命の重要な要素である???
視点6 四柱推命で毎日の運勢がわかる???
視点7 甲寅説のほうが正しい???
視点8 四柱推命はソフト化できる???
視点9 四柱推命によればいつ死ぬかまで正確にわかる???
視点10 生じる作用はみな吉で、剋(koku)する作用はみな凶???
五行には、生じる作用と剋する作用がありますが、生じる作用は吉で、剋する作用は凶であるといっている四柱推命のプロの方を多く見かけます。
この視点は、とくに相性を見る場合に使われています。2人の生まれた日の干が生じる関係なら相性がいい、剋するのは良くないとしています。
中には、合(gou)という視点も加え、もう少し複雑にしていることもありますが、複雑といっても知れています。1時間もあれば理解できる程度のことです。
また、冲(chuu)あるいは衝(syou)といわれる十二支の関係を利用していることもあります。
剋という文字には、あまりいいイメージがないので、こういうことが言われるようになったのではないかと推察できますが、ただそれだけのことで、深い意味とか根拠があってのことではありません。
ホームページ上で、2人の生年月日を入れるだけで、すぐに相性がいいかどうか判別できるものがありますが、そうしたものはこの生と剋の関係を利用して、cgi
に組み込み利用しています。生と剋だけですから単純なのでソフトにしやすいためでしょう。
結論的に言いますと、
●生じていい場合、生じて悪い場合
●剋していい場合、剋して悪い場合
がありますので、生と剋は、それだけでは、ものの良し悪しを判別する視点とはならないのです。
男女の関係のみならず、子平(四柱推命)で人と人の関わりを見るのは大変なことです。生と剋だけで人間関係が何もかもわかると思っている方々は、なんと幸せなことと、あきれます。 |
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