四柱推命学に関するよくある質問に対してお答えします。

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質問1 四柱推命のソフトを作る予定はないのですか?

質問2 紫微斗数(しびとすう)とは?

質問3 血液型についてどう思いますか?

質問4 双生児の場合の見方は?

質問5 名前の画数に吉凶はありますか?

質問6 風水についてどう思いますか?

質問7 同じ時に生まれたなら、同じ人生をたどることになるのですか?

 この問題を考える前に、明確にしておかなければならないことがあります。それは、生まれた瞬間に、その人の運命とか言われるものの、どれだけのことが、どのように決定しているかということです。

 世の中には、運命なんていうものは存在しない、と信じていられる方と、反対に生まれてから死に至るまで、すべてのことが決定していると考えていられる方がいらっしゃるのではないかと思います。
 四柱推命を研究する内にたどり着いた私の考えは、その両者いずれでもありません。ある意味ではすべてのことが決まっているとも言えますが、またある意味では、何も決まっていないとも言えるのです。ちょっと禅問答みたいですから、言い換えますと、決まっていることはその人の向かう方向のみ、なのです。と言っても、まだ漠然としていますが、つまり、それぞれの置かれた生活環境の中で与えられた、いろいろな選択肢の中の、どのようなものをその人が選択するかが決まっているし、また四柱推命ではそのことを知ることができるのです。

 一番わかりやすいのは、食べ物の嗜好です。自分は好き嫌いがないと思っている人でも、良く口にするものがあるはずです。四柱推命と同じく、陰陽五行論を根本理論とする漢方では、医食同源とか、薬食同源という考えがあって、食べ物はその人の内臓の健不健に直結していると考えています。そして、例えば、「塩からいものを多食する人は腎を病む」「辛い(刺激物)ものを好む人は肺を病む」といわれております。また、逆に「将来腎臓の病気になる恐れがある人は、塩からいもの、味の濃いを好む」とも言えるのです。つまり、弱い部位が食べ物を選択し、将来その部位が病気となる原因を作っているのです。

 また、西洋科学においては、病気とか体質的なことと、性格と精神的なことは別の分野で研究されていますが、古代中国人はそのいずれも根源は同じと考え、同じ次元で扱っています。漢方においては性格によって処方を変えることがあります。つまり、性格も病症の一つと考えているのです。

 例えば、肝臓が悪い人は、気が短かったり、怒りっぽかったり、また、逆に根気・気力がなかったりすることを経験的に知っていました。本人に肝臓が悪いという認識があるかないかは関係ありません。つまり、生まれながら決まっている五臓六腑の健不健が性格に影響しているのです。性格は、その人の対人関係も左右します。さらには職業の選択にも大きな影響を与えます。このようにして、四柱推命では人間の持っているいろいろな要素を総合的に評価して行く中で、その人の歩むであろう道を類推して行きます。

 したがって、同じ時に生まれても、異なる生活環境にあれば、与えられる選択肢は同じにはなりませんので、方向性は同じではあっても、成長するにしたがって、いろいろな点で違ってくるのです。しかし、ある意味では全くよく似ているということになるのです。病気に関しても、地方によって食生活の習慣が異なりますので、発病時期などに多少の違いが発生しますが、日本のように地域差が小さく均一化した国では、赤の他人であっても、同じ時に生まれたなら、ほぼ同時期に同じ病気になるものです。

 以上の話を総合すると、健康であることが、幸福な一生を過ごすためのすべてであるように思われるかもしれませんが、人間が作り上げた社会はそれほど単純ではないようです。健康で長寿であることは幸福の必要条件ではありますが、十分条件ではありません。こんなことはあらためて言うまでもないことで、皆さんも十分に理解していらっしゃることと思います。

 人生にはいろいろと異なる価値観があるようで、だから、質問1で述べたように四柱推命をソフトにするには多くの困難が伴うのです。

質問8 十干、十二支とは、いったい何なんですか?

質問9 四柱推命はやっぱり占いですか?

質問10 生まれた時間がわからない場合どうしますか?
INDEX  質問1〜10  質問11〜20  質問20〜

 
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